赤ちゃんの鼻がズルズル…寝ているときも苦しそうで、何とかしてあげたい。育児をしていると、このような状況は珍しくありません。
「鼻水」や「鼻づまり」に悩まされるのは、風邪のときだけではありません。気温や湿度の変化が大きい季節の変わり目は体調のゆらぎが起きやすい時期。冷房や外気の刺激によって、赤ちゃんの鼻は敏感になってしまうのです。
この記事では、赤ちゃんの鼻水に悩んだり、心配になっている育児中の方のために、鼻水や鼻詰まりの原因、家庭でできるやさしいケア、そして安全に使える鼻水吸引器の選び方まで、わかりやすく解説します。
1. 赤ちゃんの鼻水、よくある原因は?
赤ちゃんの鼻水が続いていると、「風邪かな?」と心配になる方も多いでしょう。 実は赤ちゃんの鼻水は風邪だけが原因ではなく、健康でも頻繁に出ることがある、よくある現象です。
気温差や空調による刺激
鼻水は赤ちゃんの身体が外の環境に適応しようとしているサインでもあります。
季節の変わり目や気温差が大きい時期には、鼻の粘膜が刺激を受けやすくなり、まだ発達途中の赤ちゃんはその刺激に敏感に反応します。
暖かい日が続いた後に急に寒くなったときなど、風邪ではないけれど、透明な鼻水だけが続くことがあります。これは気温差による生理的な反応で、体温調整がうまくできない赤ちゃんによく見られる現象です。
また、季節の変わり目は空調の使用が増えるタイミングでもあり、赤ちゃんの鼻はさまざまな刺激にさらされやすくなります。エアコンの冷風や室内外の温度差は、赤ちゃんの敏感な鼻粘膜を刺激し、鼻水が出ることがあります。
こうした反応は風邪とは異なる生理的なもので、発熱や機嫌の悪さが見られない場合は、様子を見ながらケアすることで落ち着くケースも多いです。
アレルゲン・乾燥などの外的刺激
ハウスダスト・花粉・ペットの毛などにより鼻粘膜が傷んだり反応したりすることで、鼻水が出ることもあります。外出後に急に鼻水が出始めた場合は、大気中の花粉やPM2.5などの環境要因に反応している可能性も考えられます。
また、空気が乾燥している季節は、加湿対策が不十分だと鼻の粘膜が刺激を受けて炎症を起こし、透明でサラサラした鼻水が出続けることも珍しくありません。
赤ちゃんの鼻水は外的な刺激に対する身体の防御反応として現れるケースも多く、「風邪じゃないのに鼻水が出る」という状況はよくあることなのです。
鼻水だけでも油断せず、家庭でケアを
赤ちゃんはまだ口呼吸が未熟で、自分で鼻をかむこともできません。そのため、鼻水が少量でも詰まると眠れなかったり、ミルクを飲みにくくなったりと、生活に影響が出ることがあります。
軽度であっても、放置すると中耳炎などの合併症につながることもあるため、早めの対処が大切です。
病院に行く?行かない?迷ったときの判断ポイント
赤ちゃんの鼻水が続いていると、「このくらいで病院に連れて行くべき?」「もう少し様子を見ていい?」と悩むことがあります。
赤ちゃんの体調変化は分かりづらく、親としては少しの変化でも不安になるものですが、鼻水だけで病気と決めつけず、他の症状がないかを冷静に確認することが大切です。
ここでは、家庭でチェックできる“受診の目安”をご紹介します。
病院に行かなくてもよいと考えられるケース
以下のような状態であれば、多くは一時的な生理的反応の可能性があり、すぐに病院に行かなくても問題ないことが多いとされています。
・鼻水は透明・水っぽい(サラサラしている)
・熱がない(37.5℃未満)
・機嫌がよい、よく笑う
・食欲がある、ミルク・母乳をしっかり飲めている
・呼吸が苦しそうではない
・睡眠がある程度とれている
このような場合は、家庭での鼻ケアや環境の見直しで改善されることが多いため、こまめな観察とお手入れで様子を見ても良いでしょう。
病院受診を検討すべきサイン
一方で、以下のような症状が見られる場合は、風邪や感染症、中耳炎の可能性も考えられるため、早めに受診すると安心です。
・鼻水が黄色や緑色で粘り気が強い(膿い鼻水)
・37.5℃以上の発熱がある
・鼻づまりでミルクを飲めない、咳き込んでむせる
・呼吸が苦しそう(ゼーゼー・ヒューヒューなど)
・機嫌が悪く、ずっと泣いている
・耳を頻繁に触る、痛がる(中耳炎のサイン)
・眠りが極端に浅く、何度も起きてしまう
赤ちゃんは不調を言葉で伝えられないため、「いつもと何かが違う」「呼吸がしんどそう」と感じたら、無理せず医療機関に相談するのが良いでしょう。
判断に迷ったら電話相談を活用
地域によっては、小児科医や看護師に電話で相談できる「子ども医療電話相談(#8000)」や自治体の育児相談窓口があります。
すぐに受診すべきかどうかを客観的に判断するために、こうした公的サポートも活用してみてください。
3. 鼻水を放置するリスクと家庭でできるケア
「鼻水が少し出てるけど、元気そうだし大丈夫かな」と、ついそのままにしてしまうこともあるかもしれません。
ですが、赤ちゃんの鼻水は、放っておくと思わぬトラブルにつながることもあるため注意が必要です。
鼻水を放置するとどうなるの?
赤ちゃんの鼻腔はとても狭く、少しの鼻水でもすぐにつまりやすい構造です。
鼻がつまると、ミルクや母乳が飲みにくくなる、眠りが浅くなる、呼吸がしづらいといった状態に加えて、中耳炎や副鼻腔炎を引き起こす可能性もあるといわれています。
特に、鼻と耳をつなぐ耳管が短く水平に近い赤ちゃんは、鼻水の放置が中耳炎の原因になることがあるため、早めの対処が大切です。
家庭でできるやさしい鼻ケア
病院に行くほどではない鼻水であれば、家庭でも次のような方法でケアすることができます。毎日の積み重ねが赤ちゃんの呼吸のしやすさにつながるため、意識して行いましょう。
・鼻水をやさしくふき取る
赤ちゃんが嫌がらないタイミングで、ガーゼや柔らかいティッシュでこまめにふき取ることが基本です。
肌が荒れやすいので、こすらずポンポンと軽く押さえるようにふくのがコツです。
・温めて鼻通りをよくする
入浴や蒸しタオルなどで鼻の周りを温めることで、鼻づまりがやわらぐことがあります。
就寝前や授乳前など、リラックスした状態で行うとより効果的です。
・室内環境を整える
乾燥した空気は鼻の粘膜を刺激し、鼻づまりを悪化させることがあります。
室内の湿度は50〜60%を目安に、加湿器や濡れタオルなどを活用しましょう。
また、エアコンの風が直接当たらないようにする、こまめに換気して空気を入れ替えるなど、赤ちゃんにとって快適な空気環境をつくることが症状の悪化を防ぐポイントになります。
・鼻水吸引器を活用する
自力で鼻をかめない赤ちゃんにとって、「鼻水吸引器」は非常に有効なケアアイテムで、さまざまなタイプが販売されています。どこで、どれくらいの頻度で使うかによって、手動、電動を選べます。
また、電動は静音タイプ・吸引力が調整できるタイプや洗いやすいものを選ぶと、毎日のケアが無理なく続けられます。外出先での緊急使用が多いなら、持ち運びしやすく静音性に優れたタイプが安心です。
「赤ちゃんが怖がらない・保護者が使いやすい」という視点で選ぶのがおすすめです。
4. 毎日のケアに便利!鼻水吸引器「Pochisui」活用術
前章でご紹介した赤ちゃんの鼻水ケアにおいて、「あると本当に助かる」と育児中の方から支持されているのが電動鼻水吸引器です。なかでも、Dr.EDISONの「Pochisui(ポチスイ)」はシンプルで扱いやすく、「手動タイプではうまく吸えない」「大がかりなチューブ式は面倒」という方にもぴったりの、コンパクトで使いやすい吸引器です。
「Pochisui」はこんな吸引器
・先端がやわらかく、赤ちゃんの鼻にやさしい素材
柔らかいシリコンノズルで、デリケートな赤ちゃんの鼻にも安心して使えます。鼻の穴が小さい新生児にも使えるコンパクトノズル、通常ノズルの2タイプが付属しており、子どもの成長に合わせて使い分けできます。
・3段階の吸引力調整機能付き
子どもの鼻の大きさ、鼻水の量や状態に合わせて3段階で吸引の強さを切り替えられるため、やさしく・しっかりケアできます。
・片手で使えるシンプル設計
スイッチ一つで簡単に操作でき、赤ちゃんを抱っこしたまま片手でも使いやすいデザインです。
・静音設計で寝ている間にも使える
モーター音が小さい静音設計のため、夜間でも音を気にせず使用でき、赤ちゃんが眠っているときのケアにも配慮されています。
・水洗いOKで清潔を保ちやすい
パーツが簡単に分解できる構造で水洗いが可能なため、清潔を保てます。衛生面が気になる方にも安心です。
・新生児から大人まで使える
「Pochisui」の鼻水吸引器は大人でも使うことができます。風邪や花粉症、鼻炎などで鼻水が止まらず、鼻のかみすぎで鼻の皮がむけてしまったり、粘膜を傷つけてしまった経験は誰にでもあるでしょう。何度も鼻をかむ場合は、吸引器でさっと吸引しましょう。
忙しい毎日でも続けられるケアを
毎日の鼻水ケアは、育児中の方にとって負担になることもありますが、「Pochisui」は使いやすさ・清潔さを兼ね備えており、無理なく続けられるケアアイテムとして非常に実用的です。 「病院に行くほどではないけど、鼻がつまって苦しそう」と思ったら、ぜひ活用してみてください。
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5. まとめ
赤ちゃんの鼻水や鼻づまりは、季節の変わり目やちょっとした環境の変化でも起こりやすく、よくある育児の悩みのひとつです。
鼻水をそのままにしてしまうと、ミルクを飲みにくくなったり、眠りが浅くなったり、さらには中耳炎などのリスクにもつながることがあるため、日々のちょっとしたケアが大切です。家庭でできる対処法や、鼻水吸引器のような便利グッズを取り入れることで、赤ちゃんの快適さだけでなく、育児中の方の負担も軽くなります。
赤ちゃんの健やかな成長と、育児を頑張る自分のために、少しでもラクに過ごせる習慣をつくるようにしてみましょう。
〜子育て経験スタッフのコメント〜
「うちの息子も1歳頃、季節の変わり目になると毎回、透明な鼻水がダラダラ。風邪じゃないのに寝苦しそうで、夜中に何度も起きていました。加湿器を使ってみたり、寝る前に温かいお風呂でしっかり体を温めるようにしたら、だいぶ楽になったんです。」(ストアスタッフA)
「電動の吸引器を購入されたお客様からは、“最初は怖がるかなと思ったけど、意外とすんなり使えた”という感想が多いです。静かに吸えるタイプや鼻にフィットしやすいノズルのものを選ぶと、赤ちゃんへの負担も少なくて安心です。」(ストアスタッフH)
「私自身、初めての育児で鼻水吸引器を買うか迷っていたんですが、思い切って購入してみたら本当にラクになりました。手動だとどうしても吸引力が足りなくて、最終的に電動タイプに変えたら、子どもも嫌がらず、私もストレスが減りました。」(ストアスタッフN)
10年前に子育てしていた頃ははこんな利便性がよい吸引器がなく、適切な処置ができなかったために中耳炎になり、何度も病院で長いチューブを鼻の奥まで入れて吸引してもらいました。吸引する度に子供は痛くて泣き崩れ、本当にかわいそうでした。こちらの吸引器は三段階の吸引調整機能が付いてあり、日頃から手軽にケアをしてあげることで、重症化が防げるのがメリットですね。