赤ちゃんの絶壁頭を防ぐには?原因と対策&おすすめ寝具
絶壁頭とは赤ちゃんの後頭部が丸くなく平らになっている状態を言います。赤ちゃんの絶壁頭を気にしているママ・パパは多いですよね。絶壁頭を防ぐには、まずは原因を知ること、さらに適切な対策をしていく必要があります。
1.赤ちゃんの絶壁頭の原因は?
まずは赤ちゃんが絶壁頭になる原因を知りましょう。絶壁頭の原因には、主に以下のようなものがあります。
■寝る姿勢が大きな原因
赤ちゃんが絶壁頭になる原因には、寝る姿勢が大きく関係しています。新生児期の赤ちゃんは、頭を動かすことがまだ難しいので、同じ方向を向いて寝ることが多くなります。これが続くと、頭の一部が圧迫されて偏平になってしまい、絶壁頭につながっていきます。
また、寝具にも気を付けなくてはいけません。
・硬い布団
・角があるベッド
例えば、上記は、赤ちゃんが無意識のうちに同じ姿勢で寝続ける原因となります。それを避けるためには、赤ちゃんの寝る向きを適度に変える、適切な寝具の使用が有効です。
■首の筋肉の弱さが原因
首の筋肉の弱さも原因の一つです。新生児期の赤ちゃんは、首の筋肉が十分に発達していないので、頭を左右に動かすことが少なく、絶壁になりやすくなります。
首の筋肉を強化するためには、日常的に赤ちゃんを抱っこしたり、うつぶせ寝を行ったりすることが有効。赤ちゃんが自らの力で頭を動かす機会が増えることで、首の筋肉が鍛えられます。 また、赤ちゃんが自由に動けるような環境を整えることもポイントです。柔らかいマットを敷いて遊ばせたりすると、首の筋肉を育てるのに役立ちます。
■抱っこの仕方や出生時の状況も関係
絶壁頭には抱っこの仕方も影響します。例えば、ママやパパがいつも右側で抱っこしていると、右側の頭が平らになる可能性があります。また、出生時、狭い産道を通り抜ける際に頭が圧迫されて変形することもあります。
■遺伝的要因も
遺伝的要因がある場合もあります。赤ちゃんの頭の形は両親に似ることが多いとされているので、もし親の中に絶壁頭を持つ人がいる場合、赤ちゃんも同様の傾向を示すことがあります。 ただ注意したいのが、遺伝の要素はあったとしても、環境や寝具選びなどが大きな役割を果たすということ。いずれにせよ絶壁頭の予防には適切な対策が必要なのです。
2.絶壁頭にならないためには、どうしたらいい?
絶壁頭の予防には、いくつかのポイントがあります。
■寝る姿勢を定期的に変える
まず、赤ちゃんの寝る姿勢を意識しましょう。長時間同じ向きで寝ていると、特定の部位が圧迫されてしまい、絶壁頭のリスクも高まります。寝る向きを定期的に変えてあげましょう。例えば、右向き→左向き→うつ伏せといった具合に、向きをローテーションすることが効果的です。
乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを考えて仰向けに寝かせることが多いですが、日中はうつ伏せの時間を増やしてあげることも検討しましょう。うつ伏せにすることは、頭の形を左右均等に保つことにつながります。ただし、必ず大人の目が届くところで行いましょう。 赤ちゃんの寝る姿勢が絶壁頭に大きく関係することは、ママ・パパ、その他赤ちゃんに関わる皆さんで共有して、意識していくとよいですね。
■向き癖を直すために誘導する
いつも同じ方向ばかりを向かせて寝かせていると、いわゆる「向き癖」がついてしまいます。向き癖がついて、さらに頭の形が変形してくると、平たくなった方ばかりを下にするようになり、悪循環が起こりがちです。
この向き癖を直すためには、寝ている向きを定期的に変えることです。また、赤ちゃんが起きている時間に、顔を向けたい方向によく話しかけたり、玩具を置いたりすることも効果があります。自然に向き癖を緩和することにつながるからです。
ただ、たとえ向き癖が付いてしまっても、慌てなくて大丈夫です。親が積極的に別の向きに誘導することで、赤ちゃんも新しい向きに慣れていきます。
■マッサージや運動を心がける
マッサージも絶壁頭の予防に効果的な手段です。赤ちゃんの頭を優しくマッサージすることで、血行を促進し、頭の形を整える助けになります。マッサージを行う際は、優しく円を描くように頭を撫でてあげましょう。
さらに、赤ちゃんに適度な運動をさせることも予防になります。おもちゃを使ったり、親と遊びながら体を動かすことで、自然と体を捻ったり、姿勢を変えたりすることができます。これにより、頭の形が不均一になることを防いでいきます。
日常生活の中で、マッサージや運動を取り入れて、親も楽しみながら絶壁頭の予防をしていきましょう。
3.赤ちゃんにとって寝具は重要。絶壁頭防止枕も
寝ていることの多い赤ちゃんにとって、寝具は長時間接触する重要なアイテム。赤ちゃんの健康に与える影響は大きいです。ここでは寝具に注目していきます。
■赤ちゃんに適した寝具はどう選ぶ?
赤ちゃんに適した寝具を選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。まずは寝具の素材。赤ちゃんの肌は非常に敏感なので、肌に優しい天然素材を選ぶことをおすすめします。オーガニックコットンなどは、アレルギーのリスクも低くて安心です。
次に、寝具のサイズです。赤ちゃんの成長に合わせたサイズを選びましょう。小さすぎると窮屈感があり、大きすぎると安定感が欠けるため、バランスを考えることが大切です。
■絶壁頭を予防する枕とは?
寝具を選ぶ中で、枕はどうしたらいいでしょう。赤ちゃんに枕は必要ないと考える方もいるようですが、専門家の意見からも、枕を使い始める時期は「最も頭が柔らかい新生児期」からがおすすめです。今までお伝えしてきたように、絶壁頭を予防するために、絶壁頭防止枕を使用するのがよいでしょう。
絶壁頭防止枕は、赤ちゃんの頭の形を整え、寝る姿勢をサポートするために設計された特別な枕です。通常の枕とは異なり、頭の中央部分が凹んでいるドーナツ型の形状をしており、赤ちゃんの頭をやさしく支えつつ、位置を固定する機能があります。
絶壁頭防止枕は素材にもこだわりがあることが多く、通気性に優れたものや、赤ちゃんの肌に優しい自然素材が使われていることが多いです。
4.絶壁頭防止枕「ジオピロー」
絶壁頭防止枕は数多くありますが、効果があり安全性の高いものを使用したいですよね。乳幼児の頭蓋形成矯正に携わってきたメーカーが開発したのが「ジオピロー」です。長年培ってきた技術やデータに加え、ママたちの声も取り入れて生まれた枕で、世界中で愛用されています。
「ジオピロー」は新生児から使える絶壁防止枕。赤ちゃんの柔らかい頭をまんまるに保てるように、立体的に支えます。発育状態に合わせて、最適となるようデザインされた頭のくぼみ、未発達の首にやさしい首元など、赤ちゃんのことを第一に考えられて作られています。
■絶壁頭防止枕「ジオピロー」の特徴
絶壁頭防止枕「ジオピロー」は、赤ちゃんのやわらかい頭をやさしく保護するために設計されています。その特長は、独自の形状と素材にあります。
●頭の圧力を分散し、絶壁頭を防ぐ
ジオピローは赤ちゃんの頭の形状を科学的に分析し、赤ちゃんの後頭部と首をより楽に支えられるよう計算した特許取得デザイン。これにより頭の圧力を分散し、平らな部分ができるのを防ぎ、絶壁頭を予防します。
赤ちゃんの未発達の首に負荷を与えないように枕の首元は柔らかくなっていて、新生児でも安心して使用可能です。
絶壁頭防止枕の中には、赤ちゃんの頭の大きさ、首の高さを考慮していないものが多くあります。赤ちゃんのためにも、赤ちゃん第一に考えて作られた絶壁頭防止枕を選びたいですね。 「呼吸する枕」とも呼ばれるほど、通気性の高い素材でできているジオピローは、赤ちゃんが使用することを考慮し、安全性に優れた素材で作られています。枕の表面には肌にやさしい天然素材を使用しており、敏感な赤ちゃんの肌にも安心。また、化学物質や有害物質を含まないため、口に入れてしまっても問題ありません。
ジオピローは、複数の層からなる「3Dエアーメッシュ構造」でできています。赤ちゃんのために作られた専用素材エアーメッシュはとてもやわらかく、首の筋肉に無理を与えません。
最大のポイントは、クッション性を保ちながらも高い通気性を実現していること。赤ちゃんの窒息
事故を防ぐために、通気性を高くしているため、ジオピローを鼻に当てても呼吸が出来るほどです。それが「呼吸する枕」とも呼ばれる理由です。通気性の良さは数値にも表れています。100程度あれば通気性がよいとされていますが、ジオピローは411.3という数値が検査で得られています。
通気性が高いことは湿気を逃がすことにもつながります。頭のムレや湿気がこもらないため、赤ちゃんは安心して深い眠りに入ることができるのです。
●赤ちゃんの寝る姿に神経質にならずに済む
ジオピローの使い方は非常にシンプルです。枕の位置を赤ちゃんの肩と頭が自然にフィットするように調整するだけです。これにより、赤ちゃんの頭が正しい姿勢で維持され、絶壁頭の予防に役立ちます。
うれしい効果として、今までお伝えしたような絶壁頭対策に神経を使うことが減っていきます。「寝る姿勢を定期的に変える」「向き癖を直すために誘導する」など、親が神経質になって積極的に働きかけなくてもよくなります。赤ちゃんの頭のことが気になって、何度も寝る向きを変えたり、不安で一緒に仮眠もできなかったママやパパにとって、ジオピローに任せることによって、ほっと一息が付けるようになります。
●いつでも清潔キープ。軽量で持ち運びもできる
ジオローは丸洗いOKなので、洗濯も簡単です。その点、汗っかきで吐き戻しも多い赤ちゃんにはうれしいですね。通気性が高いので早く乾き、雑菌が増えにくいので、清潔が保たれます。 さらに、ジオピローは軽量で持ち運びしやすいため、外出時にも便利です。お泊りに行く時にも荷物の中に入れていくとよいでしょう。
■ジオピローの評価は?
「ジオピロー」を使用している多くの親たちの評価はサイトで多数確認できます。中でも「赤ちゃんの頭の形が改善されてきた」という声が多く、「窒息の心配がないので安心」といった体験談も目立ちます。実際に使用している親たちは、赤ちゃんの絶壁頭防止に確かな効果を実感しているようです。不安に感じていた親の気持ちがジオピローの使用で和らいで行っている様子がよくわかります。また、使用後の洗濯が簡単で、衛生面でも満足しているという意見も多いです。
5.赤ちゃんの絶壁頭改善に役立つその他のアイテム
赤ちゃんの絶壁頭を改善するアイテムは、他にどんなものがあるのでしょうか。その例をいくつか紹介します。
●抱っこ布団やプレイマット
赤ちゃんを抱っこする機会は多いですが、抱っこクッションや抱っこふとんを活用することで、赤ちゃんの頭をカバーすることができます。頭を圧迫しないで抱っこできるので、絶壁頭の予防になります。
また、プレイマットもおすすめです。プレイマットで遊ばせることで、赤ちゃんは身体を動かしながら、様々な姿勢を取ります。それが頭の形に良い影響を与えることにもつながります。
●赤ちゃん専用の寝具セット、マットレス
赤ちゃん専用の寝具セットが市販されていますが、その多くは赤ちゃんに配慮して体圧を分散するような敷布団、絶壁頭予防に配慮した枕が含まれています。
また、赤ちゃん用マットレスは高反発素材であることが多く、柔らかすぎず硬すぎない適切な硬さになっています。そのため、赤ちゃんの体重を均等に分散し、頭をやさしく支えてくれ、絶壁頭の予防にもつながります。
5.まとめ
赤ちゃんの絶壁頭を防ぐためには、まずは原因を理解し、適切な対策を講じていきましょう。絶壁頭の大きな原因は、赤ちゃんが長時間同じ姿勢で寝ることです。そのため寝具を選ぶのには配慮が必要です。中でも重要なのは枕です。枕は絶壁頭防止枕を選ぶと、予防に効果的です。
絶壁頭防止枕ジオピローは、赤ちゃんの後頭部と首をより楽に支えられるよう計算された特許取得デザイン。赤ちゃんの柔らかい頭をまんまるに保てるように、立体的に支えます。通気性が高く、窒息の心配もありません。絶壁頭の予防・改善に効果があることは、使用している親たちの声が実証しています。
最後に、絶壁頭は将来、本人にとって大きな悩みになる可能性があります。赤ちゃんのことを想うママ・パパとしては、予防ができる赤ちゃんのうちに対策をしてあげたいですね。